脳ドック
チーム メディカル クリニックの脳ドック
脳の疾患は自覚症状なく進行し、突然発症すると命を取り留めたとしても、言語障害などの重い後遺症を残すことが少なくありません。脳ドックは、MRIを使って、脳の疾患や萎縮を発見する検査です。
当クリニックは最新の3T(テスラ)MRIを導入し、短時間で高精度な検査を実現しました。さらに脳の疾患やアルツハイマーの小さな危険因子も見逃すことのないように読影専門医と常にダブルチェックを行っています。万一疾患が見つかった場合も、当日のうちに提携の医療機関をご紹介し、適切な治療が受けられるように体制を整えました。
また、脳卒中などの脳疾患の原因には高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病や、過度の飲酒や喫煙が挙げられます。脳ドックをより効果的なものにするためにも、人間ドックをあわせて受診することをおすすめします。
特別顧問 石橋 敏寛
こんな病気がわかります
- 脳梗塞
- 脳出血
- 脳動脈瘤
- 脳腫瘍
- 認知症
- 脳梗塞
- 脳出血
- 脳動脈瘤
- 脳腫瘍
- 認知症
最新3T(テスラ)MRIが少しの異変も見逃しません
最新3T(テスラ)MRIは、大病院など臨床現場へ積極的に導入が進んでいる最新機器です。一般的な1.5T(テスラ)MRIの4分の3程度の時間で、約2倍の高画質・高精密な画像を描出できるので、脳や血管の微細な異常も見逃しません。
3T MRI検査でこんなことを調べます
FLAIR(フレアー)
- 水成分を見えなくし、脳内の出血や、虚血している血液成分を強調して検査することができます。
T1WI(ティーワン強調画像)
- 脳の内部構造や脂肪組織、萎縮の程度など、脳全体を観察することができます。
T2*WI(ティーツースター強調画像)
- 脳内の出血を鋭敏に捉える撮影法で、微小な脳出血を発見することができます。
DWI(ディフュージョン:拡散強調画像)
- CT検査ではわかりにくい、超急性期脳梗塞や悪性腫瘍を診断することができます。
頭部MRA
- 脳の血管の流れや状態を調べます。無症状の脳動脈瘤や血管の閉塞・狭窄を調べることができます。
頚部MRA
- 頚動脈の血管の状態を見て動脈硬化を調べることで、脳梗塞の兆候を調べることができます。
ブイエスラドシステムで軽度認知障害を早期発見
脳ドックでは、VSRAD(ブイエスラド)と呼ばれるシステムを用いて、MCIやアルツハイマー型認知症発症の危険性を予測できるようになりました。最近物忘れが増えたとお感じの方に受診をおすすめします。
VSRADは、これまで目視では難しかった早期アルツハイマーに特徴的な、脳の内側側頭部の萎縮を視覚的に読み取ることができるソフトウェアです。MRIの画像情報から脳の画像を標準化し、健常者のものと比較することによって、萎縮の度合いを表示し、早期アルツハイマー型認知症のリスクを診断します。
脳ドックの診断結果は当日ご説明します
当クリニックでは、脳ドックの結果を、東京慈恵会医科大学附属病院の脳神経外科専門医が受診当日にご説明します。3T(テスラ)MRIの導入により検査時間も大幅に短縮、1時間程度としています。
- ※月・火・木・金曜日の16:00~18:00。
- ※事前の予約をお願いします。
連携病院を即日ご紹介します
脳ドックの受診結果によって、専門医療機関での精密検査や治療が必要と診断された場合、ただちに当クリニックの連携病院をご紹介します。スムーズに検査や治療が受けられるよう、紹介状をお渡しします。ご自身で病院を探す負担を軽減し、患者様の健康をサポートします。
見落としを防ぐため、Wチェックを徹底しています
重大な所見の見落としを防ぎ、精度の高い診断ができるよう、画像読影のWチェック体制を整えています。MRIや内視鏡検査、エコー検査等、すべての検査画像を対象としています。提携読影機関「京都プロメド」にオンラインで画像を共有し、所属する京都大学医学部の読影専門医と確認の上、最終的な診断を下します。
京都プロメドについて
京都プロメドの読影センターでは、大学や病院と同等の環境を整えています。読影システムは、多くの医療機関で実績のある横河医療ソリューションズ製を採用。同時に読影できるのは最大13名で、医師同士で議論を尽くすことによって多角的な視点から診断しています。
体のすみずみまで調べる「人間ドック」もご一緒に
人間ドックは、多岐にわたる検査項目で、体のずみずみまでチェックします。脳ドックと組み合わせることで、将来的の病気の予防や早期発見に役立ちます。